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マジック・ツリーハウス [映画・舞台]

1月7日。1か月フリーパス最後の日に、
 マジック・ツリーハウス を観てきました。
 
おとなしくて本好きのジャックと、動物好きで活発なアニーの兄妹はとっても仲良し。
ある日、学校からの帰り道にネズミを追いかけて入った森の中で、二人は木の上にある不思議な小屋を見つけた。
小屋の中には本がいっぱい。恐竜の本を開いてジャックが「ここに行きたいなぁ」と挿絵を指さすと、小屋がグルグル回転し、なんと恐竜のいる白亜紀に!
そこで白亜紀に存在するはずの無いメダルを見つけた二人は、「4枚のメダルを集めると奇跡が起こる」と書かれた本をみつけ‥。

というお話。
 
映画は‥原作を知っている子供なら面白いのかも? 原作未読の私は正直、期待はずれでした(^_^;
 
暖かみのある背景イラストは良かったのですが、恐竜に襲われても、兵隊に追われても、迫力がないので怖くない。
迫力のある映像だと怖がってしまう小さい子向けの映画だったようです。
 
4つのメダルを探して4つの世界を旅するのですが、現実世界の話も入るので、105分では1つ1つの世界が駆け足になってしまって物足りなかった。
これはTVシリーズにして、1つの世界に2~3話使って冒険やメダル探しの謎解きを見せてくれたら面白い作品になったんじゃないかなぁ。
 
魔法使いのモーガンがネズミに変えられてしまった理由も、最初に相手が
「お前はいつも やりすぎなのじゃ」
と言っていたので、これは子供を黙って見守る事の大切さに気づかせる為に師匠か誰かがやった事なんだな‥というのが丸分りで、たぶん本当にヤバイ状況になったら助けが入るんだろうな~と思ってしまったし。
(実際は、危機になっても助けは入らなかったみたいですが。でもメダルがジャックの選んだ場所でちゃんと見つかるのは彼の仕業なんじゃないの? 原作では違うのかしら?)
  
1つ目・2つ目の世界での冒険を終えて自信をつけていたジャックが、
3番目に行った『ポンペイ』で、メダルは手に入れたものの、そこで親切にしてくれた街の人達が火山の噴火で死んでしまう事を本で知り、すっかり気落ちしてしまうところでは、ちょっとウルっときました。
それまでの「気弱」はただの臆病だけど、あの後「気弱」に戻ってしまったのは他人を助けられなかった無力さにショックを受けた、優しさからきているんだものね。
ここの辺りは原作を読んでみたいな~。
 
あとジャックの声が北川景子だったんですが、上手くてビックリ!
話題作りのために若手の俳優や女優を声優に起用するのは嫌いなのですが、主役二人(北川景子&芦田愛菜)とも演技達者で感心しました。


2012-01-08 05:31  nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(0) 
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JUN

ほんとだ~、北川さん上手い♪
まなちゃんはなんでもできるんだネ!
大ベストセラー児童書!?
「マジック・ツリーハウス」って知らなかった(><;
by JUN (2012-01-09 17:39) 

じみりん

JUNさん
北川さん、本当に男の子の声にきこえました♪ 愛菜ちゃんは、ちょうど同じ歳の役だったのかな。好奇心旺盛な妹役がピッタリでした。
原作は私も知らなかったんですが、4つの世界どころか何十もの世界で冒険してゆく人気シリーズみたいです。
お子さん(私の場合は姪っ子)が大きくなってから流行り出した物は、なかなか接する機会がないですよね~(^_^;
by じみりん (2012-01-10 23:31) 

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