ワイルド7 [映画・舞台]
これは1月になってから観た作品。
ワイルド7
法律で裁けない犯罪者は、いっそ消去してしまうべき。そんな過激な発想から生まれた超法規的警察組織、通称『ワイルド7』。凶悪犯を裁く彼らもまた、元・犯罪者たちだった。
ある日、ワイルド7が凶悪な銀行強盗団を追い詰めた瞬間、謎のスナイパーが現われ犯人を射殺して逃走。ワイルド7の飛葉(瑛太)はスナイパーを追跡するが見失ってしまう。飛葉はその追跡の途中で見かけた美しい女性ユキ(深田恭子)に惹かれるが、ユキには秘密があった。
というお話。
原作を読んだ事は無いのですが、表紙絵だけは印象に残っていて
「荒っぽい白バイ警官の話かな?」なんて認識で行ったので、
冒頭で、凶悪な強盗殺人犯を追いつめたワイルド7が、犯人グループを容赦なく殺してゆくのを見てビックリ。
「必殺仕置き人だったのかー!!」 と心の中で叫んじゃった。
これは予想外に血なまぐさい映画を見る事になるのかな?と思ったのですが‥
アクションはハデだし銃撃戦バシバシあるのですが、一応、極悪人以外は死んでいないらしいです。(マシンガンやバズーカ打ち込んでおいてホントか!? )
で、その銃撃戦やバイクのアクションは面白かったんだけど、話にはどうもノレませんでした。
生きるか死ぬかのアクション物なのに、観ていてあまりドキドキしないんですよね。
主人公の飛葉が、泥酔して知らない女性のトコに泊めてもらったうえに「自分には家族がいない」とか色々打ち明け話をしたとか、しかも朝になったら全然それを憶えていないとか、殺人OKな秘密部隊のメンバーが無防備すぎで呆れちゃったし。
××一人を殺したいだけなら、あんなハデな事をするよりも帰宅途中に暗殺するとか出来ないの?なんて思ってしまったし。
飛葉(瑛太)とセカイ(椎名桔平)以外のワイルド7のメンバーがほとんど活躍しないのも残念でした。
いや、別に丸山隆平くんの出番が少なかったからブーたれているわけでは‥もごもご。
「仲間なんかじゃねーよ」とウソブイテいたメンバー達が、セカイの娘の為に命をかけようとするのは素敵でした。
やっぱり全員でバーンと決めるとカッコイイよね♪
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