リアル・スティール [映画・舞台]
リアル・スティール
2020年。ボクシングは生身の人間ではなく高性能のロボットたちが闘う競技になっていた。
元ボクサーのチャーリーは、ロボットの賭け試合で生計を立てていたが、負けてばかりで借金まみれ。ある日、10年前に別れた恋人が亡くなったと知らされ、11歳になる息子・マックスと一緒に生活する事に。
ロボット用の部品を盗むために忍び込んだゴミ捨て場で、マックスはATOMという旧型ロボットを見つけた。
というお話。
面白かったです。
出てきた俳優さんたちがみんな良かった。
特に息子のマックス!! 可愛いうえに、演技めちゃウマ。
ロボット・ボクシングも迫力があって、タイトルマッチでは思わず手に汗にぎって応援しちゃいました。
冬休みに父子で観に行くのに最高の映画だと思います。
まず500Kgもあるロボットを、11歳の子供が一人で掘りだして持ちかえるって無理でしょう。
土から掘りだした所でロボットの起動スイッチを見つけて、ATOMが自分で起き上がった‥とかにすれば良かったのにな。
ボクシングがロボット競技になった理由も
「観客が、より破壊的で刺激的な物を求めたから」
って。ただの機械が壊れるのが、人間が血を流したり倒れたりするよりも刺激的ですか?
単純に、人間のボクシング(格闘技も)が危険だから禁止されたって事でイイじゃんね。
あと、CMでATOMがマックスと一緒に休憩していたり、チャーリーと一緒にボクシングの練習していたりするので、てっきりロボットだけれど自我が芽生えるのかと思っていたら、全然違いました。
ロボットはただのロボット。
マックスも、自分が掘りだしてきたからATOMを大事にはしているけれど、試合になると「壊れてもイイ」と平気で言ったりする。
ATOMが鏡に映った自分の姿を見た時、妙に寂しそうに見えるのは気のせいじゃなく自我を匂わせる演出だと思ったんだけど‥違ったみたい。あれはどういう意味があったのかしら?
でも、一番「オイオイ」と思ったのは、めっちゃ可愛い息子のマックスが、実はダメ親父とそっくりな性格だという事!
まして11歳で世界戦まで体験してしまっては、よほど養父母がしっかり育てないと、将来は父親と同じく、後先を考えず無謀な挑戦ばかりして財産をなくすダメなロボボクシング・トレーナーになってしまうと思うわ。
って事で、
感動したのは本当だけど、マックスが可愛いかったからこそ10年後が気がかりな作品でした(苦笑)
ps.
字幕版で見たのですが、日本語で音声入力するロボットも出てくるんです。あれ、吹替え版だとどうなっているのかしら?
時間がうまくあえば、吹替え版も観てきたいな~。せっかくフリーパスなんだしw
2011-12-21 05:11
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コメント(2)
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う~ん、TVCMで見るのと違う感じですね~^^;
私はパスかな(笑)
昔、ロビン・ウィリアムスがやったみたいに
ロボットやアンドロイドが心を持っているっていう設定の方が良いな~。
by ちづこ (2011-12-21 12:01)
ちづこさん
最初の頃にやっていたCMって、ロボットと心の交流があるみたいに見えましたよね。最近は父子愛で涙って感じのCMを見かける事が多いので、内容に合った宣伝に方向転換したのかしら。
私も、ただの「物」じゃなく心を持っている話の方が好きです(^^ゞ
by じみりん (2011-12-22 01:44)