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アプローズ [映画・舞台]

佐野瑞樹くん出演のミュージカル アプローズ を観てきました。


大女優マーゴ・チャニング(前田美波里)の舞台初日、楽屋に、彼女の大ファンだという田舎娘イブ・ハリントン(貴城けい)がやってくる。
不幸な生い立ちを語り、マーゴの舞台を観たおかげで生きる希望を持てたと云うイブ。
マーゴは彼女を気に入り、付き人にするが‥イブの狙いは、マーゴを踏み台に自分がスターになる事だった!


というお話。
 

実まだ右足が痛いので、母に杖を借りて、駅まではタクシー利用。余計なお金ばっかりかかるわ[ダッシュ(走り出すさま)]
でも、行ったかいはありました[ハートたち(複数ハート)] すごく面白かった[exclamation×2] 

話もしっかりしているし、アッという間に全然別の空間を作り出す舞台装置もまるでマジックのよう。(イメージで場所が変わったように見せるんじゃなく、本当に壁からテーブルから全然違う状態になるのに、暗転がめちゃめちゃ短かくて芝居の流れを止めないの)
そしてなにより、出演者全員が役にピッタリ。

  
前田美波里さんって、おいくつでしたっけ? 40代前半くらいの役だったんですが、違和感ほとんどありません! スゲー[ぴかぴか(新しい)]
しかも歌声の迫力&上手さときたら!!‥さ、佐野さん、同じ舞台で歌っちゃダメなんじゃ?[あせあせ(飛び散る汗)]

貴城さんも、宝塚のトップだった方で、歌もダンスも流石の実力。‥手でつかめそうなペッタンコのお腹なのに、なんであんなに声出るの?
 
ジプシー(舞台を渡り歩く売れない役者たち)の歌やダンスも、すごく素敵でした[ハートたち(複数ハート)]
  
 
さ、佐野くんも結構踊れていましたよ。練習頑張ったんだなぁと眼頭が熱くなりましたさ!
でも歌は‥う~ん[バッド(下向き矢印)]
というか、ミュージカルで、一応はメインキャラの一人なのに、ほとんど歌うシーン無かったんですけど。最初から無かったのか、それとも彼の歌をきいて演出が変えられたのが気になる所です(^^ゞ
ま、他にも歌わない人は何人かいたから、きっと最初からそういう役だったのよね?ね?

その佐野くんの役は
  オネエMANなメイクアーティスト[exclamation×2]
事前に情報いっさいチェックせずに行ったので、いきなり鏡の前で身をくねらせているオカマちゃんに度肝抜かれました ∑(@_@;)!!
  
あんなにクネクネしたオカマちゃんって本当にいるのか?
いや~笑った笑った。
今までバカな役とかチャランポランな役はあったけれど、見た目からしてギャグな役って初めてなんじゃ? 私が思い出せないだけかしら?

でも、イヴに陥れられてどんどん孤独になっていくマーゴに、ただ一人ずっと味方してあげるという美味しい役どころ。
前田美波里さんの髪をなでて慰めてあげたり、額にキスしてあげたり。男ではなく、姉か母のような優しさがちゃんと出ていて良かったですよん[るんるん]
 


ちなみに同行した友人はヅカFan。
「貴城さんは、今までに私が一番お金を使ったジェンヌなのよ」
だそうです。
観劇後に、「ね?キレイだったでしょ?」と10回くらい言われました(笑)

しかも‥ジャニ話も出来る人なんだけど
「瑞樹っていくつになったの?」
と訊かれて35歳だと教えたら
「ええっ!? そんなに若かった!? 40位だと思ってた!」

逆にこっちが、えええ~~~!? だよ!
あのぉ‥佐野くん、実年齢よりも若く見えると評判なんですけど。40歳に見えた?[あせあせ(飛び散る汗)] 
そりゃあ間近で見ると小ジワがあ‥いやいや、今回の舞台でも十分若々しかったと思うぞ!

とりあえず彼女的には、昔からJrの中ですごい年上扱いだったし、もう15年くらい前に 『結構イイ歳なのに高校生役をやっていた』 という記憶があったので、その位の年齢になっていると思っていたそうな。
(と、あわてて言い訳してましたw)

‥Jrが大ブームだった時って、メインのJr(滝翼や関シャニ)がまだ中高生だったもの。そりゃあ瑞樹は「すごい年上」だわな[あせあせ(飛び散る汗)]
家に帰ってから、剛くん主演の金田一少年が何年前だったか調べちゃったよ。1995年だって。「花嫁は16歳」も同じ年のドラマだったよね。

別に佐野くん本人は、男だし「若く見られたい願望」なんて無いと思うんだけど。なんだか、妙にショック受けちゃったわ(苦笑)


2008-10-04 04:33  nice!(0)  コメント(3)  トラックバック(0) 
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コメント 3

JUN

杖やタクシーとか聞くと大変そうだけど
ミュージカル行けて良かったね~~♪
宝塚の人でも、結構小柄なのにスゴイ歌唱力の方多いですよね。
大橋純子も小さいし(古くてスミマセン^^)
話が変わるけど、お箏も声のデカイ人は出す音もデカイよ!

それにしてもジャニーズは個々の才能を上手く伸ばしてくれるね。
レールから外れてしまう子も多いのかもしれないけれど・・・。
今は剛クン、タッキー、松潤が気になります(o>ω<o)

by JUN (2008-10-04 08:21) 

ふぐ屋の女将

役柄の名前を見ていて思ったのですがこの劇って映画「イブのすべて」ですかね?大昔に白黒映画で見た覚えがあります。大女優を踏み台にしていくってストーリーが同じだからきっと同じものですよね。
by ふぐ屋の女将 (2008-10-04 11:17) 

じみりん

JUNさん
宝塚の人は「鍛えてる」って感じですよね。それとも、そういう人しか入れないからかな?
声が大きい人って演奏の音も大きいんですか? やっぱりパワーがあるって事なんですね。
ジャニーは‥うーん、どうでしょう。私が応援している佐野君なんかは飼殺し組だから、なんとも言い難いですわ。
「剛くん」が、どの剛くんかが気になる‥(^^ゞ

ふぐ屋の女将さん
そうそう、昔の映画なのによくご存じですね。
イブの側からだった映画を、マーゴ側からの話にした舞台でした。
お客の年齢層が高めだったので、若いイブと自分を比べて嫉妬したり絶望したりするマーゴの方を主役にして正解だったと思います。でも映画も観てみたいなぁ。
by じみりん (2008-10-05 03:26) 

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