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ラビット・ホラー3D [映画・舞台]

水曜レディス・デーに
 ラビット・ホラー3D を観てきました。

10年前の母親の死がトラウマとなり、口がきけなくなったキリコ。
ある日、
3D映画のスクリーンから飛び出してきたウサギのぬいぐるみを、10歳になる弟がキャッチして家に持ち帰ってしまう。
それ以来、弟は夜な夜なウサギの着ぐるみの悪夢を見るようになり、
納戸を通って不思議な遊園地へと導かれる。弟を助けるためにキリコも遊園地に足を踏み入れてしまうのだが…。

というお話。
 
パナソニックが新しく開発した3D用カメラによる初の映画。という事で、映像が見たくて行ってきました。
3D画面、すごく良かった!!
奥行き感がハンパじゃない。しかも画面から飛び出してくるシーンも結構あって驚きました。
(映画の3Dは、奥行きがあるだけで飛びださないモノなのかと思っていましたよ)
でも、このカメラが普及したら3D映画が増えちゃうんだろうなぁ。意味無く3Dばっかりになるのは止めてほしいな~[あせあせ(飛び散る汗)]
ともあれ、カメラワークも良かったし、映像的には満足でした♪
 
ただ‥
大げさな宣伝文句がついていますが、あまり怖くはないです。
ホラーと云うよりダークファンタジーで、ラストも「世にも奇妙な物語」にありそうな感じ。
キャストは皆さん良かったんですけどね~。(キリコの子供時代の子役さんは「もっと頑張りま賞」だったけど)
 

   (以下、ネタバレあり)
 


 
   
 

  
元凶になっている「10年前の事件」というのが、どうにも納得できなくて。
なんで妊婦があんな所であんな姿に??
それならまだ、納戸の入口(階段)でキリコに誕生日プレゼントを渡そうとして、拒否られて階段から落ちて‥。ならリアルで納得したのに。
無理やり遊園地を出さなくても、プレゼントだけで充分「うさぎ」に関連づけられるでしょう。
 
キリコの運ばれた病院もなぁ。
錯乱している患者を、出入り自由な部屋に一人にしちゃいかんよ。ましてそのまま脱走して家に戻れるとか論外。

あと、エンドロールの後に出てくる1カットは完全な蛇足。
見たとたんガッカリしました。 
富士急ハイランドのお化け屋敷「戦慄迷宮」には行った事があるので、不気味な病院がそれなのはすぐに分かりましたが‥あの結末はナシでしょう。
例えば「パイレーツ・オブ・カリビアン」だって、最後に
「この海は、あるテーマパークに繋がっています。そこにはジャックやクラーケンも出没するそうですよ」
なんて出たら、観客が一気に冷めると思うのね。どうしてそれが判らなかったのかと‥(-_-;)
アレを出すなら、富士急が宣伝費として入場料一部負担しても良いくらいだと思うぞ!

ちなみに姉弟が見ている3D映画が、同じ監督のホラー「戦慄迷宮」らしいのですが、私はその映画を見ていないので分かりませんでした。
元々あのシーンでウサギのぬいぐるみが出てくるのかな?

あ、ウサギの着ぐるみ(第一段階)が可愛くて好きでした♪ あれのストラップがあったら欲しいな~。
  
 


2011-10-01 11:51  nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 

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コメント 2

JUN

私は思いっきりホラーだと思ってました(><
新しい3D映画なんて知らなかった~!
映画館でしか楽しめいような映像なのでしょうかね(--;
by JUN (2011-10-03 19:17) 

じみりん

JUNさん
あの奥行き感が、通常(2D)の画面になったらどうなるのか分からないのですが‥ストーリー的にはイマイチなので、その意味では映画館でないと楽しめないかも(^_^;
主人公姉弟が見ている映画の画面からウサギ人形が飛び出してくる。というシーンで、本当に飛び出てきたように見えるのが「おぉ!」って感じでした♪
by じみりん (2011-10-05 01:11) 

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