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「パライソの海」に ふなっしーが現れるなっし [映画・舞台]

7月31日に、ベニバラ兎団さんの舞台
  パライソの海  ~小さな花の夜露にうつる月~
 を観てきました。
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          パライソ.jpg
     
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この舞台は「日替わりゲストあり」で、初日ゲストが「ふなっしー」。
 
 https://www.nack5.co.jp/oricon_2026715.shtml
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天草四郎の話で、「ふなっしーは、四郎を元気づける役どころ」ときいて、『なんじゃそりゃー!?』と、興味深々で思わずチケットを取ってしまったのですが、
すごく面白かったです。行って良かった♪
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1637年、天草・島原。
領主の圧政と残酷さに苦しむ民衆を救うため、一揆をおこそうとする者達がいた。
彼らは、昔この地を追われたママコス神父の残した
「25年後に神童が現れ、パライソ(天国)が実現される」
という予言を利用し、仲間の一人・16歳の天草四郎が『予言された神童である』という噂を広め、民衆の気持ちをまとめあげた。
そしてついに、四郎を総大将として一揆をおこすが、実は彼らの動向は間者によって幕府側に察知されていた‥。
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というお話。
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青山円形劇場で、真ん中に円形のステージがあり、周りをグルッと360度に客席が取り囲んでいる。という舞台でした。
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途中休憩はありませんが、ハッキリと2部構成になっていて
前半は、コメディー調でお客さんのハートを掴みつつ、島原・天草の時代背景の説明。
後半は一転して、シリアスで見応えのある舞台。
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で、そのコメディーな前半部分のクライマックスが、日替わりゲストのコーナーという事みたいです。
(初日しか観ていないので、2日目からは構成が違うかもですが)
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仲間たちに勝手に「神童」に祭り上げられた事に抵抗し、
「総大将なんて、僕には無理です」
と怖気づく四郎のところに、突然、黄色い異形のモノが!!
一揆軍の実力者(IZAMUさん)が、「四郎を鍛えるために師匠となってくれる友人」を呼んだのだった。
と、いう事で ふなっしーの出番ですよ(笑)
天草四郎の『身体能力』を鍛えるために、ジャンプを伝授したり、相撲対決をしたり(師匠なのにアッサリ負けましたがwww)、総大将は命令をカツゼツ良く皆に伝えなければいけないので、早口の練習をしたり。
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いや~~笑った 笑った。
場内、大爆笑でした。 お疲れ様、ふなっしー♪
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日替わりゲストの他の方がどんな事をしたのか、気になる~。‥どこかに全日程分のネタバレ落ちてないかなぁ?(^^;
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その大笑いのシーンが終わって「ふなっしー」が去っていくと、
入れ換わりに 四郎の幼馴染の若者がやってきて、四郎と自分とが共に学んでいた学校が焼き打ちされ、恩師である神父様が殺された。と告げる。
その報に、幕府への怒りをあらわにした四郎は初めて、総大将として一揆をおこす決意をするのだった‥。
という事で、ほんの少し前までの笑い満載な舞台とはガラリと雰囲気が変わり、一気にシリアスな舞台に突入。
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でも、その一揆がどうなったかは、歴史の通りなので~~。
ラストシーンでは、隣の席のお姉さんがずっと泣いていらっしゃいました‥。私も泣きそうでした‥。だってクドイくらいに泣かせようとする演出なんだよ。ズルイよ~。
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ところで、この舞台。
ストーリーも役者さん達の演技も良かったですが、もう1つ感動した事がありまして。
 なんと!
 音楽が、生演奏だったんですよ!
正直、この規模の劇場で生演奏の舞台が観られるとは思っていませんでした。
客席は1階で、演奏は2階(ミキサー室かなにか?)だったので、あまり見えなかったのが残念ですが、ハッキリ見える場所だとそちらも気になってステージに集中できなくなるから、BGMとしての演奏にはあの場所が最適なのかもしれませんね。
 
   
   


2013-08-06 05:46  nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(0) 
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JUN

生演奏での舞台だなんて豪華ですね☆
素敵なんだろうなぁ~(*´∀`)

ふなっしーは舞台デビューですか!?
すごい活躍だわ♪
by JUN (2013-08-06 10:01) 

じみりん

JUNさん
生演奏にはビックリしました。
哀しいシーンでのヴィオリンのソロとか、ホント泣けてきます~。
ふなっしー、「オシャベリ出来る」ってすごい強みですよね。
by じみりん (2013-08-07 06:12) 

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