SSブログ

ヒューゴの不思議な発明 [映画・舞台]

3月1日映画の日。って事で、
ヒューゴの不思議な発明 を3Dで観てきました。
 
1930年代のパリ。
時計職人だった父を火事で失った少年ヒューゴは、駅の時計台のネジ巻を仕事にしている叔父に引き取られ、時計台で暮らす事になった。
彼の唯一の友だちは、父が博物館で貰ってきた「壊れた機械人形」。
人形が動き出せば父が自分に残してくれたメッセージが現れるのでは?と思うヒューゴは、人形を直すための部品を、駅構内の小さな玩具店に盗みに入るが、その玩具店の老店主ジョルジュに捕まってしまう。
ヒューゴの持っていたノートに描かれていた「機械人形」のイラストやメモを見たジョルジュはなぜか驚愕し、そのノートを彼から取り上げてしまった。
ノートを返してもらう為にジュルジュの家まで行ったヒューゴは、そこでジョルジュの義理の娘イザベルと出会う。「秘密」と「冒険」が大好きなイザベルは、ヒューゴに協力してくれると約束し‥。
      
 
というお話。
 
 
良かった~♪
とにっかく映像がキレイ。
ノルスタジックでクラッシック風な映像なのに3Dがすごく素敵で、アカデミー賞の技術的な部門をバンバン受賞したのも納得の出来でした♪
                                   .
 
ただ・・・一つ叫ばせてください。
 
  ファンタジーじゃないのかよっ!!
  
 
あのタイトルと予告で、子供が主人公のファンタジー冒険物だと思った人は多いんじゃないかしら?
そのつもりで小さい子供と一緒に見に行ったら、子供は途中で飽きてしまうかも[ふらふら]
 
これは大人の為の映画です。それも、映画好き&古い物にも興味のある大人向け(笑) 
でもまぁ今回はCMに騙されて良かったです。ファンタジーだと思ったから観に行ったんだけど、行ったかいがあったので^^
     
高い時計塔から街を見降ろしたヒューゴが、
「街がまるで機械仕掛けのよう」
と言うシーンがあるのですが、その大きなゼンマイのような夜景が本当に素晴らしかった。
しかも『自分達は歯車のようだ』というセリフって、よく自分を卑下する時に使われたりするけれど、ヒューゴは
「機械に無駄な部品は一つもない。だから自分がここにいる事には意味があるんだ」
と胸をはって言うんです。
いいなぁ、このシーン大好き♪
 
ただ、ヒューゴとジョルジュの交流をもう少し描いて欲しかったかも。
イザベルとの交流は、とても微笑ましく楽しく見せてもらえたけれど、ジョルジュとの間には「信じていたのに!」と怒るほどの絆が出来ていた事があまり分からなかったので‥。
 
 
  以下ネタバレあり

 

 
 
 
ネタバレというか何というか‥

実はこの作品、もう一人の主人公が ジョルジュ・メリエスという実在の映画監督です。
私はこの監督の事を知らなかったので(でもあの月のイラストは見た事ありました~。インパクトがあるから1度見たら忘れないよねw)、帰ってきてから調べました。
 
http://www5f.biglobe.ne.jp/~st_octopus/MOVIE/BIRTHOFMOVIE/2MELIESS.htm

もし、多少のネタバレになっても予習してから映画を楽しみたい。というかたは、上のサイトを一読してから「ヒューゴの~」を観るのも良いかもです。


2012-03-02 05:25  nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 1

コメント 2

JUN

えっ、ファンタジーじゃないの~!?
めずらしく娘達が観たい♪と言ってる映画なので
一緒に行きたいと思ってました^^
なんかいろいろ深そうですね。楽しみ!
by JUN (2012-03-05 13:33) 

じみりん

JUNさん
やっぱりファンタジー作品に見えますよね。
どうやら原題は「HUGO」だけらしいのですが、配給会社がそれだと短すぎてカッコつかないと思ったのかしら?
とりあえず子供達は可愛いし、雰囲気の良い作品だったので私は好みでしたが‥評価は分かれるかも。
もしお嬢さん達と行かれるのなら、予告のイメージとは結構違うと、お伝えください(^^;
by じみりん (2012-03-07 04:36) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証: 下の画像に表示されている文字を入力してください。

 


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。